中高年者のための「転倒防止(頭を打たない)勉強会」は、半年に一回の割合でつづけられ 第8回勉強会が令和元年6月23日茅ヶ崎市総合体育館(12:30~15:00)於いて開催されました。一般参加者30名に講師が丁寧に指導し茅ヶ崎高校生(柔道部)はアシスタントにとしてがんばりました。
今回は新元号を祝い更なる勉強会の発展のため日本マスターズ柔道協会の吉成隆杜会長を来賓にお迎えしました。同日J.COMEが撮影に入り6月28日18:30テレビ番組の中で転倒防止が放映されました。吉成会長の単独インタビューがありました。
第1回~第8回を通した転倒防止を指導した清水主任講師のマニアルを紹介しましたので紹介します。
中高年者への指導マニアルの基本形は、柔道の基本的な動作を応用している。
① 倒れない為の運動と、② 倒れた時の対応が大切である。
中高年齢者が転倒しないため、日常生活の中でも出来る運動を指導している。心構えも大事なことだ。
倒れた時に役立つよう寝技の基本運動を応用した運動を指導している。
転倒防止に役立つよう寝技の基本運動を応用して腰、股関節、腹筋力を強くする
1.寝技の基本運動、
・頭を上げたまま、膝、足の回転、
・頭を上げたまま、足蹴りの訓練、
・頭を上げたまま、足の交差運動、
2.倒れた時、頭を打たないためには首の筋力運動は欠かせない。高齢者の首の筋力と腹筋の衰えを少しでも強くすれば、転倒した時に頭の強打を防止し得る。
・上向きで首上げ運動
・右横向きで首上げ運動
・左横向きで首上げ運動
3.予備の体力作り運動として
・肘を抱えて円を描いて後ろに開く
・膝を付いて前受身の運動
主 催:茅ヶ崎市スポーツ課、茅ヶ崎柔道協会
後 援:日本マスターズ柔道協会
一般参加者:30名。講師:(敬称略)清水勝彦、高橋和裕、岡田淳、薄井雅浩(茅ヶ崎高校)アシスタント:佐々木定之、杉山裕也、茅ヶ崎高校柔道部(4名)
特別講師:波多野和敬(藤沢市柔道協会会長)。