日本マスターズ柔道協会有志によるラオス・カンボジア遠征団活動報告

 2017年3月2日から3月9日にかけてマスターズ有志総勢10名(団長 内藤純八段)によるラオス・カンボジア遠征が行われました。 ラオスでは毎年恒例の『武道演武会』に参加し講道館護身術(前田六段、向井六段)と五の形(中島四段、内藤八段)を披露した他、ナショナルチームの強化指導(上木監督他)と地方も含めた4道場での普及支援の指導を行いました。カンボジアではアンコール柔道場を初訪問し苦労しながら柔道にいそしんでいる若者達と交流を深める事が出来ました。

 またラオス柔道連盟、ラオス教育スポーツ省、サワナケート県スポーツ局、在ラオス日本大使館、JICAラオス事務所を表敬訪問し柔道を通じた国際交流の意義と今後の協力の在り方などを話し合う事が出来ました。

 日本からの高段者として全ての訪問先や道場で大歓迎され、共に熱心且つ快適な汗を流しましたが、何より子供達、若者達の明るい元気な姿が一同の励みになりました。

 ラオス柔道連盟のケマサ会長はじめ幹部諸兄には大変なお世話を頂きました。また現地で活躍中の青年協力隊の村山、荒田、名田の柔道隊員諸兄にも通訳・案内・他万事につき大変お世話になりました。このHPを借りて感謝申し上げる次第です。

 最後に日本マスターズ柔道協会伝統の『柔道を通じた世界貢献』に携わる事が出来て団員一同晴れ晴れとした気持ちで帰国できました。 今後もこういった海外遠征プログラムが継続・発展されることを祈ります。

(文責 坂東雅邦)

ラオス・日本武道館での五の形演技
同講道館護身術の演技
引原大使、ケマサ会長と共に
青年同盟道場でのナショナルチーム指導
ラオス教育SP省センポン局長に表敬訪問
日本大使館・引原特命全権大使に表敬訪問
地方都市のサワナケート道場訪問
ビエンチャン西部のシーカイ・日本武道館訪問
カンボジア・アンコール柔道場にて
像と一息ついてくつろぐ場面も