企画趣旨
日本マスターズ柔道協会内の有志が中心となって発足したプロジェクトチーム「嘉納治五郎制作委員会」は、国内柔道人口の回復と更なる柔道普及を目指してアニメ『嘉納治五郎伝 柔の道』を制作し、全世界に向けて無償公開する準備を進めています。
柔道大国フランスで開催されるパリ五輪の直前期に本作を配信し、柔道が作られた経緯や柔道の理念、その効能を国内外の人々に広く伝えたいと考えています。
アニメの内容
第一章 勝海舟、治五郎を語る
江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜を訪ねた勝海舟が、若き日の治五郎について語る。
第二章 六つの治五郎像
講道館本館前に立っている治五郎像と同じ型のものが日本国内の6ヶ所に存在する。
原型を手掛けた彫塑家 朝倉文夫が、柔道普及に奔走した治五郎について語る。
第三章 三四郎の真実
小説『姿三四郎』の作家 富田常雄が、柔道躍進のきっかけとなった警視庁武術大会を語る。
第四章 東の国の柔術
治五郎と同じ学校に勤めたラフカディオ・ハーン(後の小泉八雲)が、治五郎校長との思い出を語る。
第五章 柔道世界に羽ばたく
フランス柔道の父と称される川石酒造之助が、東京五輪招致に命を懸けたIOC委員の治五郎について語る。
【 1話10分前後 × 5話構成 】
展開方法
・YouTubeと柔道関連サイト上で無料配信。2024年春公開予定。
・海外の視聴者向けに外国語字幕版も用意。(世界人口カバー率50%以上)
※英語/仏語/ポルトガル語/スペイン語/中国語の字幕を予定。
事業体制
嘉納治五郎アニメ制作委員会
監修:公益財団法人講道館
原作:富沢義彦(脚本)/矢上裕(作画)
編集:株式会社J’s publishing
制作:株式会社サクセス
後援:公益財団法人全日本柔道連盟、
日本マスターズ柔道協会
作画イメージ