高齢者の気力充実を図るという目的で多くのスポーツが高齢者に機会を与えています。マスターズ競技はカナダで始まった様ですが、日本でも1980年頃に陸上が始まり水泳その他のスポーツも暫時競技を始めています。今では日本マスターズでホームページを検索すると何千のページが並びます。
柔道は1998年の世界マスターズ大会で参加しようという雰囲気になり、1999年に第1回の世界選手権がカナダの Welland で行われました。第2回が2000年にカナダの Sydneyで行われた際に事務局が立ちあがり、それ以後の大会は世界マスターズ柔道協会のもとで行われています。また機関紙 MASTERS judo in adult を隔月に発行していました、これは機関紙のホームページからも見る事がで来ました。
第3回は米国の Phenix で行われ、第4回は北アイルランドの Lodonderry で行われました。
第5回は2003年6月23日から28日へかけて東京の講道館で行われました。世界各国から約600人日本から300人が参加しました。登録、計量、組合せ、記録の業務一切がカナダの事務局で行われ日本側が関与できなくこの面での不手際は例年通りで残念でしたが、多くのボランティアの御協力による運営、各界からの物心両面の御援助により成功裏に終了しました。特にさよならパーティは大興奮でした。
この年の年次総会で野口が世界マスターズ柔道協会の会長に選出されました。
第5回の登録名簿はここをクリックして下さい。 メダリストのリストはここをクリックして下さい。会長のアッピールもあります。試合結果は世界マスターズ柔道協会のホームページにあります。
第6回は2004年オーストリアのウイーンにある松前武道センターで行われました。
前年の東京での選手権試合の運営や会計は総てカナダの事務局により行われ日本側が準備していた木目細かな計画は無視され選手達には登録に何時間も掛かるなど迷惑を掛けたことと選手分の参加費の一部が支払われないなど会計がはっきりしないことから事務局の会計の明朗化と選手権試合の運営を運営委員会が責任を持つよう変えることを事務局に求めていましたが全く無視されていました。逆に第6回大会の総会では仲間を多く集めた多数決で赤字の決算を認められしかも同様多数決で理由なく前年選出された野口会長以下日本人の役員が全員罷免されました。会話力と政治力の雲泥の差を見せ付けられた総会でした。
日本マスターズ柔道協会は早急に語学力と政治力を持った人材を広く求めて組織の改善が求められます。
第7回は2005年カナダトロント郊外のミシソガ市ハーシェーセンターで行われ、第8回はフランスのトゥール市で行われました。第9回はブラジルのサンパウロ市で行われました。次回第10回はベルギーのブラッセル市で行われる予定です。
日本マスターズ柔道協会は、第1回から第3回までの参加者で2002年1月1日に設立され、第5回世界選手権の競技会の運営をしました。その後の大会参加者からも参加を求め組織を拡大していますが、上の理由からも今後は更に語学力政治力の点から組織を強化してマスターズ柔道の普及に努めたいと思っています。
世界マスターズ柔道選手権大会は他のマスターズ競技と同様、国や組織を代表するものでなく、あくまで個人が自分の責任で参加するのが特長です。性別、年令別、体重別の各クラスの競技試合と、年令、体重に関係のない形の競技、年令性別体重無差別の競技試合が行われます。
第1回日本マスターズ柔道大会が平成16年12月2~4日に静岡県浜北市で開催され、以降毎年開催されています。大会の歴史と結果は「マスターズ柔道大会」ページよりご覧下さい。
会計年度は毎年1月1日から12月31日で個人会員の年会費は『入会希望の方へ』をご覧ください。
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■日本マスターズ柔道協会事務局 事務局長 森本薫
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