4月28日、講道館で開催された「令和5年全国高段者柔道大会」終了後、東京都千代田区神保町の学士会館にて、総会と偲ぶ会が開催されました。
総会では、浅田専務理事から、4月14日の代表理事会で承認された2022年度の事業報告・決算報告、2023年度の事業計画、事業年度予算等が報告され、承認されました。
引き続き、全日本柔道連盟専務理事の中里壮也からご挨拶を頂いた後、全員で野口名誉会長の遺影に向かい、黙とうと献杯をし、会食・懇親会に入りました。
懇親会の途中、理事の山口 徹様から、来年にオリンピックを控え、加納治五郎師範のアニメ制作を進めており、その概要についての説明がありました。今年夏頃には、予告版が出来上がるので、協会ホームページにも掲載したい。アニメは来年に入って完成する予定であるが、制作費用面で、会員の皆様にご支援をお願いしたい旨の要望が述べられました。
その後、野口名誉会長を偲ぶ会に移り、最初に吉成 隆杜会長から挨拶が行われ、次に、慶応義塾大学柔道部後輩の對馬 好一様から故人との思い出を述べられ、渋谷区柔道会で一緒に稽古をされていた堀 甲子男様からは、弔辞が読み上げられました。
この度、渋谷区柔道会と日本マスターズ柔道協会の要請により、野口名誉会長の長年に亘る柔道会への貢献に対し、講道館から八段への昇段が認められました。席上、清水 正敬名誉会長から、ご長男の野口 毅水様に、八段の認定証が手渡されました。
最後に、野口 毅水様から、お父様の思い出と柔道に対する情熱などが紹介され、偲ぶ会開催への謝意が述べられ後、全員で遺影に向かい黙礼し、総会・偲ぶ会は終了となりました。
(文責 専務理事 浅田 三男)