「第6回転倒をした時頭を打たない勉強会」が 平成30年6月24日 12:30~15:00茅ヶ崎市総合体育館に於いて開催されました。出席者60名。内容は頻繁に高齢者が起こす 前後・側方への転倒事故、また応用編として大きく転ぶ時など。何れの場合も “いかに頭を打たないか”が 主要テーマなっているのが特徴です。
今回は 鎌倉より柳生心眼流体術の大家、大舘(将)さんを特別講師として迎え 柔道の受け身を “球の大きさ” に例える発想を取り入れ、前後側の方向への転び方のベーシックとなる “三つコツ”が紹介されました。
その1(頭)腹を見ると頭が球の内側に入り地面の衝撃を避け得る。
その2(脚)踵を尻につける。その場で重心を下げ体を小さな球にして落下速度を遅らす。
その3(腕)手の平を返して転倒する方向へゆるく腕を伸ばすなどが披露されました。
アシスタントとして茅ヶ崎高校柔道部員と湘南マスターズ部員が、講師の指導の下に基本動作を繰り返し実演しました。
後半は、出席者の ウオームアップ・ストレッチに続き、講師とアシスタントの指導の中で、参加者の体力・持続力により3班に分かれて ベーシック動作「三つのコツ」を 畳みの上で 各自で実践しました。
特に応用編となった 自転車、階段などでの事故を大きな球と想定した講師の実演には、たくさんの拍手とともに様々な意見や質問が熱心に交換されました。主催者・講師も高齢者の皆様よりの確かな反応を得た実感を抱いています。
今回の勉強会には、JCOMテレビ局の撮影が入りました。
6月28日(木曜日)18:00のデイリーニュース(JCOM)で放映されました。
主 催:茅ヶ崎市スポーツ課、茅ヶ崎柔道協会
後 援:日本マスターズ柔道協会
(敬称略)
講 師:清水勝彦(日本マスターズ柔道協会)、高橋和裕(茅ヶ崎柔道協会)、柴田啓介(茅ヶ崎高校)、岡田淳・杉本将和(湘南マスターズ柔道クラブ)。
アシスタント:西村君(国士舘大)茅ヶ崎高校柔道部(6名)湘南マスターズ部員(4名)、来賓として二金会より東京の小森勝男さん(81歳)参加頂きました。
(文責 日本マスターズ柔道協会代表理事 内藤光伸)