第5回中高齢者のための転倒勉強会

高齢者の要望に応え 今年7月第4回に続き 「第5回転倒をした時頭を打たない勉強会」 が 平成29年12月3日 12:30~15:00 茅ヶ崎市総合体育館に於いて行われた。勉強会総数53名。日常的におこる 高齢者の転倒は 前以ての 転倒の 回避は 難しい場合が多くあり、 結果的に 骨折や 頭部の損傷などの 大事故になる ケースがあります。 今回も 転倒したとき ”いかに頭を打たないか”が 主なテーマとして 研究・指導が 行われました。

前半は、 家庭でも出来る 簡単な ウオームアップ・ストレッチ。 つづき、具体的に 転倒した場合を想定した 後方への転びかた、 角度を変えて 側方・前方への転び方を 高齢者と子供達が 一緒になり 畳みの上で 実践・研究を行いました。 転び方は いづれも柔道の受け身を 高齢者むけにアレンジしたもの。

休憩をいれ 後半は、自転車と衝突した場合、階段から足を滑らした場合に備え、 頭を打たない転び方と対処方法が 指導されました。 事故に対する 日頃の こころの準備など 大切な指導もあ りました。参加者からは 自転車の乗車中に転倒した場合、物をもって階段で滑った場合、自動車の事故に備える 心構えなど 高度な質問が出されました。 身近な打撲、捻挫などへの 応急 対応、テーピングの仕方など、 また参加者の方々より は 日常生活に伴う 経験談が出されたり、質問・対応に 確かな 手ごたえを 感じた勉強会でした。

主 催:茅ヶ崎市スポーツ課、茅ヶ崎柔道協会
後 援:日本マスターズ柔道協会

(敬称略)
講 師:清水勝彦(日本マスターズ柔道協会)、高橋和裕(高橋接骨院)、藤巻敏光(茅ヶ崎高校)、三木武、岡田淳(湘南マスターズ柔道クラブ)。
アシスタント:茅ヶ崎高校柔道部(4名)、湘南マスターズ柔道クラブ(8名)

文責:日本マスターズ柔道協会 代表理事 内藤光伸(神奈川)