高齢者を対象とした「第4回転倒をした時頭を打たない勉強会」が平成29年7月23日 12:30~15:00茅ヶ崎市総合体育館に於いて開催された。
勉強会総数56名の中、高齢者39名が数えられた。高齢者の転倒は 手足の怪我でおわらず 頭・顔を打つ 大事故に繋がっている。第3回(1月22日)に続き、頭を打たない 転び方に焦点をあてた 具体的な指導となる。
高齢者が5分でできる簡単ストレッチが紹介された。 首、腰、大腿部、骨盤など年齢とともに固くなる部分を柔軟にし、家庭でも無理なく出来る運動メニューを子供達と一緒に楽しんだ。 転び方は 柔道の後方受け身や前方を高齢者用に改良したもの。
先回に続き自転車と衝突した場合、階段から足を滑らした場合、また転んだ先に壁・柱などの障害物がある場合の転び方など、高度なテクニックも 子供達の模範実演としえ披露され拍手喝采でした。
本勉強会の目的は、高齢者の日常に起こる転倒事故から身を守り、どの様にすれば、頭部の損傷を回避し大事故を防げるかをテーマとし、今後も研究を重ねて行くことが宣言された。
冒頭にあたり、清水勝彦講師より平成29年6月17-18日に和歌山県白浜市で開催され国際ベテランズ柔道大会(第14回日本マスターズ柔道柔道大会)での優勝報告がありました。今後も現役金メダリストして転倒問題に取り組んで行くと力強い宣言です。また 次回より中高齢者の女子体操部の参加希望が報告された。
主 催:茅ヶ崎市スポーツ課、茅ヶ崎柔道協会
後 援:日本マスターズ柔道協会
(敬称略)
講 師:清水勝彦(日本マスターズ柔道協会)、高橋和裕(高橋接骨院)、藤巻敏光(茅ヶ崎高校)、三木武(湘南マスターズ柔道クラブ)。
アシスタント:茅ヶ崎高校柔道部(4名)、湘南マスターズ柔道クラブ(8名)
【文責:日本マスターズ柔道協会 代表理事 内藤光伸(神奈川)】