2022年日本ベテランズ国際柔道大会(第17回日本マスターズ柔道大会)は、1月21日・22日の両日、東京文京区の講道館に於いて、前回の福井大会以来3年ぶりに開催されました。
今大会は、コロナ禍の中、やむを得ず出場を断念された方も多くおられたと推測しますが、それでも外国からの選手を含め580名が集合しました。都道府県では、1県を除く46都道府県から選手が出場、大会参加者のすそ野が広がって来ています。また、初出場者は全体の4割の240名となりました。色々な制限条件がある中で稽古され、鍛錬を積んでこられ、今大会でその成果を十分発揮しようという意気込みが感じられました。
また、70歳以上の出場者は72名で、生涯柔道を実践している柔道家が、旧友との再会を喜び、お互いの健康を確認されていました。
開会式では、日本マスターズ柔道協会・吉成 隆杜会長の挨拶が行われた後、今大会に出場する80歳以上の功労賞受賞者13名を代表し、栃木県の内藤 純氏に賞状が贈られました。連続出場となる15回出場表彰は、該当者7名を代表して埼玉県の小池 健三氏に、10回出場表彰は、該当者9名を代表して神奈川県の内藤 光伸氏にそれぞれ賞状と記念品が贈呈されました。5回出場表彰では、該当者29名を代表して岐阜県の鵜飼 沙千氏に賞状が贈られました。その後、選手を代表し、東京都の坂巻 敏史氏が、試合への決意を力強く宣誓し、形の競技へと移って行きました。形の競技は、7つの形に29組が出場し、日頃の練習の成果を披露されました。
22日には、年齢別・体重別の個人戦が行われ、30歳台~80歳台の選手が、メダルを目指し、力のこもった熱戦が展開されました。
試合の結果と全試合の動画を、後日ホームページに掲載しますので、ご覧下さい。
次回は、新型コロナ感染症が終息し、さらに多くの選手が参加する大会になることを願っております。
(文責 専務理事 浅田 三男)