カンボジア柔道応援団では、2023年のSEA Gamesで柔道競技にてメダルを獲得できる選手育成の指導や遠征費を支援頂ける支援金を広く募集しております。
2023年5月に東南アジア地域のオリンピックともいわれるSEA Games(以下「SG」)がカンボジアで開かれます。
2000~2003年で駐カンボジア大使として勤務した時から柔道の稽古に参加したり、大きな行事でデモンストレーションを行うなど関わっておりました。その後、柔道愛好者の有志で「カンボジア柔道応援団」を結成し、様々な形で柔道を応援して参りました。
本年ベトナムで開催されたSGの柔道競技では、カンボジアのメダル獲得数はASEAN諸国の中で最下位の銅メダル1個であったこともあり、この度、フンセン首相を始めとするカンボジア柔道連盟から来年のSGまでに主催国として柔道競技でメダルを取れる選手を育成するため日本に是非協力をお願いしたいと依頼を受けました。
そこで、短期間で一定の効果を出すために、下記2名の経験豊富な先生方がプノンペンでの指導をしてくださることになりました。日本からの指導は、形競技(※)、足技・寝技、基礎的な体幹・体力の増強の3分野に集中することを考えております。
※「形競技」:あらかじめ順序と方法が決まっている柔道の練習方法の一つで、2人1組で攻撃・防御のかたちを競うもの
しかし、これらの支援を賄うための予算面では国内の諸機関やカンボジア柔道連盟にも協力を求めておりますが、資金が不足している状況です。
そのため皆様から広くご支援をいただきたく寄付の募集を行う運びとなりました。
ぜひ本趣旨にご理解いただき皆様のご支援を心からお願いします。
カンボジア柔道応援団会長 小川郷太郎(元駐在カンボジア大使・講道館六段)
派遣講師2名の紹介
濱田初幸先生: 1955年生、8段、60kg級 ・アジア選手権優勝(1981年) |
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中村美里先生: 1989年生、4段、52kg級 ・世界選手権優勝(2009、2011、2015年) |