ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

masters2019

会報 <日本マスターズ柔道> 2019年1月9日39ヤの「最高神ククルカン」を祀るピラミッド「エルカステージョ(ククルカンの神殿)」4面の階段と神殿への1段を合わせると365段となり太陽暦の1年を表している。近くの天文台「エル・カラコール」という現在の天文台の形にとても似ている建物で天体観測を行っていた。マヤの天文知識は非常に高くコンピューターのない時代に1年を365日と割り出していた。この建物で太陽の動きも観測していたのだ。「大球戯場」全長168m、幅70mのメソアメリカ最大の球戯場、「フエゴ・デ・ぺロタ」と呼ばれるこの球技は2チーム各7人の選手と審判で構成されヒジやヒザ、腰等を使ってゴムのボールを飛ばし、中央のリングに通すことで勝敗を競った。競技が終了すると死の儀式が執り行われ、勝った方のチームの代表が、神の国への生贄となったと考えられる。「ワシとジャガ―の台座」壁画のワシとジャガーのレリーフから生贄の儀式を行った場所ではないかといわれている。「戦士の神殿」千本柱と呼ばれる無数の柱に囲まれた神殿。階段上部には生贄の心臓を置いたといわれるチャック・モールやククルカン像が鎮座し、中央高原との交流を決定づける建造物として重要視されている。アステカ文明とマヤ文明とが接触以降「生贄」の風習が伝えられたのではないか?「聖なる泉セノ―テ」とは石灰岩の陥没穴に地下水が溜まったユカタン半島独特の泉。水の底には雨の神チャ―クが住むと信じられており、その生贄として人間が生きたままここに投げ込まれたといわれている。この泉に浸かると10歳は若返ると書かれており、マスターズ柔道会員の内藤純、片桐清司両会員がチャレンジした。昼食後専用車でカンクンへ、途中「ドルフィンビーチ(カンクンモニュメント)」記念撮影後、カンクンホテルゾーン和食「花いち」にて夕食。カンクン空港へ、21時26分発 AM570便で空路メキシコシテイへ、23時55分空港到着、「カミノレアル空港ホテル」着ハードスケジュールの1日が終わった。●10月19日 テオティワカン遺跡 アステカ文化を象徴するピラミッド群に圧倒された。ここまで来たら少々足の不自由な人もワイヤーロープを頼りにチャレンジしたくなる。但し小学生の登山は禁止されている。何故なら競争で登ろうとして落下事故で死傷者をだしたことがあるからだ。〝行きは良い良い帰りは恐い〟高所に登るときは帰り(降りる)時が危険なのである。ピラミッド群の中で最大の太陽の塔は願い事が叶うパワースポットとしても有名で沢山の人がトライしていたが頂上まで登った人は20パーセントぐらいだという。マリアッチを聞きながらの昼食の後。 「国立人類学博物館」へ。1964年にメキシコ人建築家ペドロ・ラミレス・バスケスによって完成された傑作でアステカ文明を知るうえでは欠かせない場所でありましょう。「シウダデラ市場」でお土産を買い。17時30分、「レヘンテホテル」にての休憩はシャワーと荷物整理であっというまの2時間が過ぎ、20時から「ラテンアメリカタワー」でのディナ―を最後に空港へ。10月20日(土) 午前1時20分発 AM058 便で空路、直行便に帰国の途へ。日付け変更線通過 10月21日(日)午前6時20分 成田空港着。「カンクン&メキシコシテイ7日間」の旅を終えた。お疲れ様でした。メキシコ・カンクン大会