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概要

masters2018

会報 <日本マスターズ柔道> 2018年1月9日7そのことから日本マスターズを柔道における新たな魅力として感じる様になりました。 二〇一五年は第十二回日本マスターズ柔道大会が佐賀県嬉野市の体育館で開催され、個人戦で「二連覇」し、二〇一六年には講道館で実施する為、団体戦・個人戦・そして、「形の部」でも「古式の形」を演武し三種目に出場しました。個人戦では優勝し「三連覇」することが出来ました。 二〇一七年の第十四回は和歌山県白浜で開催されました。団体戦の出場の為に心配しながらの減量で、計量にパスはしたものの、当日は辛い試合で、チームの選手や松井先生や中西審判長には心配をお掛けいたしました。団体戦試合終了後は前夜祭があり、食事も出来また緊張もなく、翌日の個人戦は、一回戦がシードで、二回戦は「内股」で、三回戦は「小外刈り」で、決勝戦は「背負い投げ」でと、全て一本勝ちで「四連覇」となりました。 その後、関東高段者柔道大会に八段で参加をしましたが、他に参加する人がなく、試合をすることが出来ませんでした。また、全国高段者柔道大会には三十六回続けて出場していますが、一回だけの試合ですので物足りなく感じています。今は、日本マスターズ柔道大会に出場できることに刺激を受け、試合の出来る喜びに感謝をしています。 現在は、マスターズ大会を一年間の最大目標として位置づけておりますが、そのためには自分自身を鍛えていく必要があり、生涯体育の一つとして現役柔道を目指して身体の続く限り日々研鑽を重ね、筑波大学に行って柔道練習をやったり、全日本強化選手の練習会にも参加をしております。この大会への出場で、私は充実した意義ある今日を迎えることが出来ています。 これからは、微力ではありますが日本マスターズ柔道協会の発展に努力したいと思っておりますので、ご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。有難うございました。マスターズ大会に感謝―昨年に続き二連勝徳島県 板東 篤司(M7・73㎏) 今年、第十四回和歌山大会のM7・73㎏級において、前年に引き続き優勝することができました。 私は五十歳を前にして体力の衰えを痛感したことがあり、健康のためにもと一念発起、柔道とランニングを再開し、柔道大会・マラソン大会への出場を目標としました。すると、翌年、母校の先輩から第三回岡山大会の団体戦への出場命令があり、初めて本大会に個人戦とともに出場しました。その後、仕事の関係等で本大会への出場は叶いませんでしたが、身体と相談しつつ試行錯誤を繰り返しながら、柔道・ランニングを続けてきました。そして定年退職となり、念願叶って第十三回講道館大会に十年振りに出場することができました。 十年前に比べますと、参加者は倍増して活気に溢れ、大会運営も洗練されたものとなっており、驚きとともに感動いたしました。これも日本マスターズ協会等大会関係者皆様のご努力の賜物であると敬服し、感謝申し上げる次第であります。 残念ながら徳島県でも柔道人口の減少が著しく、練習場所・相手の確保に苦労しているところでありますが、少しでも柔道の発展にお役に立てることがありますよう、今後も精進を続けてまいりたいと考えております。 なお、講道館大会では、久し振りに妻や娘と旅行を楽しみ、和歌山大会では、知人の地元柔道関係者が応援に駆け付けてくれ、旧交を温めるとともに、試合後には熊野古道、熊野本宮大社(写真)等を観光案内していただきました。これも本大会参加のお蔭と感謝しております。 最後になりましたが、柔道愛好者にとってかけがえのないものとなっております本大会並びに日本マスターズ柔道協会の益々のご発展をお祈りしております。初参加の人々友に乾杯 柔道に感謝島根県 花本 茂人(五の形で優勝) 二〇一七年日本ベテランズ国際柔道大会和歌山大会では、地元役員の皆様そして大会事務局の皆様方には大変に思い出の多い大会を創っていただき、誠にありがとうございました。円滑な大会運営と、大会参加者全員が「精力善用」「自他共栄」の柔道精神を大いに発揮し、真摯に試合に望む姿に初出場の私は感動いたしました。 本大会には柔道の技術や人格が優れた人しか出られないものと認識していたので、島根県からも毎年何名も参加している状況ですが、自分自身の出場については修行不足のためと敬遠しておりました。が、一年前になるでしょうか、和歌山県柔道連盟の藤村利行君から「来年は和歌山でマスターズ大会があるので「形」の試合に出よう」と誘いの電話があり思案することとなりました。彼とは大学の同期