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概要

masters2018

会報 <日本マスターズ柔道> 2018年1月9日39/講道館)の世界マスターズ柔道大会に参加していましたので、世界大会としては三回目になります。今回の世界大会へは、自分にとって年齢区分のM9(七十才~七十四才)の最終年の年で、是非とも記録に残る試合をしたいとの思いで参加しました。 試合の結果は銅メダルの獲得でしたが、去年のフロリダ大会以上の結果を目指した身としては不服ですが、逆に考えれば、さらに上の結果を求める次の目標が出来たと、負け惜しみを言いながら稽古に取り組む気持ちになっています。 去年のフロリダの大会でも感じた事ですが、試合運営の状況はあきれるばかりで、大会に参加した選手に対し、プログラムもパンフレットも無く、大会運営当局から選手に配布された資料は、参加した選手自身の名前を記した参加証(添付参照)のみで、トーナメントの組み合わせ表が会場に張り出されることもなく、参加した区分にエントリーした選手が何人居るのかも判らず、自分がどこの国の誰と対戦するのかも判らず、試合の直前に、マットNo(試合場)と氏名と国名と使用柔道着の色が電光掲示版に表示されるのみで、自身が着ている柔道着の色が違う場合には、その表示を見てから慌てて着替える状態で、選手がアップに専念出来ず、どうなっているんだという感じでした。国柄がそのような所なのでしょうがないと云う事なのかもしれませんが、日本の大会運営は素晴らしいと改めて感じ、全柔連にIJFの試合運営を指導して貰いたいと感じるほどでした。 国柄と云えば、ローマの国際空港の中の免税店等が並ぶ中の売店ではアイスクリームを買うのにも、お金を払うために並びチケットを貰い、次にもう一度対象品を貰うためにチケットを持って並ぶと云う、ものを扱う店員とお金を扱う人は別と、なんとも非効率な方法で対応していました。二〇〇〇年の昔にコロッセオや古代の都市水道のような立派な遺跡を残した人々の末裔とは考えられないと感じ、あまりに発展し楽な生活が続くと努力の必要性を感じなくなり、結果として長い間に退化してしまうのかもしれないと感じた次第です。 前回フロリダ大会に参加の際は、アメリカと云う国の規模の大きさ(国土の広さ、経済の豊かさ含め)に感じ入り、見聞を広めるためにも次回の大会に参加したいと報告しましたが、今回ローマの遺跡の見学を通じ、日本の弥生時代の後期に、既にあのような遺跡を作り上げる人々が居たと云うことを見聞きし、短い期間ですが外国の風物に触れられ、柔道の試合でまだ目標が先にあると感じたことと併せ、参加して良かったと思っています。 次回はメキシコでの大会と聞いていますが、柔道の目標達成と見聞を広めるために、皆さんと一緒に参加したいと考えています。参加証(A4の紙1枚) 下の写真は M 9/73Kg 級の表彰写真です第9 回IJF ベテランズ国際柔道大会(9.30・10.3)2017 年10 月3 日【選手】M5・60kg 級山田 直敗者復活敗退M1・66kg 級宇野 晋太郎2 位M2・66kg 級原田 大輝3 位M3・66kg 級中山 幸久1 回戦敗退M9・66kg 級飯塚 正春2 位M9・66kg 級井田 幹夫3 位M3・73kg 級小室 宏二優勝M4・73kg 級宮本 功三優勝M7・73kg 級大塚 忠5 位M9・73kg 級五十嵐 徳英3 位M10・73kg 級内藤 純優勝M10・73kg 級中島 忠4 位M1・81kg 級青木 太郎欠場M6・81kg 級金元 信好1 回戦敗退M7・81kg 級大塚 俊彦1 回戦敗退M8・81kg 級上木 保男敗者復活敗退M8・81kg 級吉成 隆杜優勝