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概要

masters2018

会報 <日本マスターズ柔道> 2018年1月9日37第九回ベテランズ国際大会参戦記十七名の選手が参戦  日本マスターズ柔道協会 副会長 内藤 純(栃木県) はじめに、平成二十九年は、日本でベテランズ国際柔道大会が和歌山県白浜市にて地元関係者の方々の協力を頂き、大変盛大に開催できました事を深く感謝申し上げます。 続いて、九月三十日~十月三日まで、世界国際柔道大会がイタリア・サルディーニャ島・オルビアで開催され、表記の方達と参加して参りました。 最初はマスターズ協会として参加を募りましたが、参加人数が少ない事もあり、費用が大変な金額になってしまうという事で、今回は個人で参加し、申し込みも各自それぞれで、手続きを取ることにしました。その後、埼玉の中島先生のお骨折りで、何とか上手にやれば行けるとのお話しがあり、そちらにお願いして参加予定表を作制して頂き、選手七名と応援一名の八名が中島先生に多大なお骨折りお掛けしましたが、無事に大会とローマ観光を行う事が出来ました。 大会成績は、相手に恵まれた人や相手に恵まれなかった人などそれぞれでした。試合終了後のローマでは、数々の世界遺産を見学し、実り多い楽しい旅ができました。今回は、成田からの案内人無しで出発しました。少々心配でしたが、ローマ到着後から、日本人ガイドの方を通訳としてお願いしました。この方が色々なことをテキパキとこなしてくれたので、試合会場でも大変助かりました。又、大変快適な旅が出来ました。 八名全員が無事にかつ元気に成田に戻って来ることが出来、皆様のお陰と深く感謝しています。平成三十年はメキシコ開催だそうです。多くの方の参加があればと思っています。参加選手中島  忠  マネージャー内藤  純  団長五十嵐徳英  副団長・通訳飯塚 正春  広報・記録井田 幹夫   副マネージャー・写真上木 保男  監督金元 信善  広報・記録内藤 和子  応援・写真柔道からJUDOへ表彰台で実感副会長 吉成 隆杜(東京都) 二〇一七年九月末、イタリアで開催された世界ベテランズ柔道大会で、表彰台の一番高い所に立って君が代を聞くという経験が、生まれて初めて出来ました。 正直なところ、子供の頃から何度も聞いた楽曲としての君が代は、特別好きな曲ではありませんでしたが、表彰台で聞く君が代は、何とも形容の仕方が分からないほど素晴らしいものでした。曲は聞く場所、場面、タイミングによって、これほど感じ方が変わるものかと痛感しました。これからは、カラオケも君が代にしようと思ったほどです。 私にとって今回の参加は二回目でしたが、日本のベテランズ大会の倍以上の選手が集まりトーナメントで戦うこの大会は、世界選手権やオリンピックと並んで柔道競技の中でも特別なものです。参加する人数も、国の数でも、これほど多くの選手が集まる大会は他のスポーツには例を見ないもので、日本人として本当に誇らしく思います。 飛行機もなく海外旅行に大金を要した百年以上前の明治時代に、多くの柔道家を派遣し、東洋の小国で生まれた柔道を世界に広めんと志し、今や国連加盟国よりも多い国に柔道を根付かせた嘉納治五郎師範の慧眼には言葉がありません。 しかし、近年のグローバル化に伴い柔道は大きく変化しています。昔習った柔道からJUDOになり、これからもますます変わっていくと思われます。それはルールだけでなく、次から次に生まれる新しい業やトレーニング法に至るまで、どんどん変化していく筈です。その中で、武道としての柔道を如何に守り、新しい柔道を如何に広めていくかが、今日の日本人柔道家に課された責任であることを痛感します。世界ベテランズ大会に参加して―後続の奮起に期待神奈川県 井田 幹夫(M9・66㎏) 先ず私ことに関して、今回もフロリダ大会と同様にM9の60キロに参加することになっていたが、残念ながら66キロへと統合されて、せっかくの半年に