ブックタイトルmasters2018
- ページ
- 29/40
このページは masters2018 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは masters2018 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
masters2018
会報 <日本マスターズ柔道> 2018年1月9日29未だ柔道が好きを実感熊本県 上野清吾(M8・100㎏超)右が筆者、左は2014 年講道館大会で知り合った東京の久保 雅昭 七段 私が、最初にマスターズに出場したのは、勤めていた警察を六十歳で定年退職した後、大学の後輩で親交のある長崎県警師範の佐原恭輔先生から第九回マスターズ山口大会への出場を薦められてからのことでした。その試合で一〇〇キロ超級と無差別の二階級にエントリーし、優勝することができました。試合後、多くの先生方と歓談する機会があり、全国に友達も増え、この様な年配でも出場できる試合にこれからも身体が許す限り出場することを決めました。 私の柔道歴ですが、高校入学後、柔道着に袖を通したのが柔道人生の始まりです。初心者の私は船山辰幸先生の指導を受けて三年生の時、福井県で開催された国民体育大会少年団体の部に出場し優勝することができました。 その後、国士館大学に入学し、上野孫吉先生の指導を受け四年時には、全国学生柔道大会団体に出場し準優勝することができました。 大学卒業後、熊本県警察官を拝命し、全国警察柔道大会、国民体育大会、全日本選手権大会(七回出場)等に三十七歳まで現役で試合に出ていました。 定年後は、趣味の家庭菜園、有害鳥獣(主に猪)の駆除手伝い等自適な生活を過ごしていましたが、子供達三人が柔道をしていた関係から当然に孫も柔道という事になりました。孫の一人が、私の母校鎮西高校に進学したことから、私も同校で師範の許しを得て汗を流すことにしました。 マスターズ山口大会出場以後、未だ柔道が好きという事を実感し、勝ち負けは別にして、試合は各地で開催されることから、試合には妻も一緒に行き応援してくれます。試合後は、同年代の先生達との交流も深まり、又、試合に臨むための無理をしない稽古は、私にとって健康維持管理に最も適していると思います。 次回の愛媛大会を妻と共に楽しみ見しています。五回出場の表彰に感激和歌山県 新谷 保(M5・81㎏) 私がマスターズ柔道を知ったのは公式サイトの投稿からでした。その話を柔道教室で子供達に指導している先生に言ったのが参加のきっかけです。全国各地の生涯現役でされている大先輩、諸先生方並びにご指導されている方々が参加していると言う事と、また年齢が三十才以上であれば誰でも参加出来るとの事でしたので、第九回山口県大会に参加させて頂きました。 初めて参加させて頂いて思った事は、大先輩方、特に高齢者の先生方の試合を見て、とても高齢者と思わないほどの試合をしていることに感動しました。また、同じ階級に参加されている先生方にも声を掛けて頂き、初めて会った人なのに、やはり柔道をされている方は違うな、心・技・体・を改めて実感しました。また、初出場でたまたまですが銅メダルの三位を頂き、遠方まで参加した甲斐があったなあ、良かったと思い、以降の大会には毎年参加させて頂いています。 第十回・第十一回は講道館に、第十二回は佐賀大会の嬉野市に一人で参加させて頂きました。第十三回大会の講道館での参加に引き続き、今年の第十四回大会は和歌山県の白浜町での大会と六年連続で参加させて頂きました。出場記念五回と言う事で二十四名を代表して表彰までして頂き光栄に思っています。 地元の柔道教室で子供達の指導をしていますが、その子供達・父兄の方々が応援に来てくれた事にもやはり柔道をしていて良かったと、さらなる実感をしました。これもマスターズの大会に参加してからだと思います。感謝の気持ちを忘れず、気力、体力の続く限り生涯現役選手として今後とも頑張って行きたいと思います。 最後になりましたが、日本マスターズ柔道協会の皆様及び、大会の準備等でご尽力頂きました関係者の皆様へお礼申し上げます。また、日本マスターズ柔道協会の益々のご発展と、協会会員の皆様方のご多幸をお祈り申し上げます。和歌山県でのベテラン国際大会に参加神奈川県 清水勝彦(M10・66㎏) 観光地、白浜町でベテラン国際大会が開催され、そして盛大な懇親歓迎会に参加し、歓迎の温もり覚めぬまま、次の日に個人戦に出場、お陰で念願の賞を戴き、この賞は一生の思い出と成ります。 五十年前に戴いた賞とは又違う、この国際大会て戴いた真新しい賞は格別で、世間ではこの高齢にしてまだ大会に参加しているなんて考えられないと云われるが、これからも柔道を生涯スポーツとして頑張り続けて行きたい。その為にも健康でなければと、自分に言い聞かせながら後期高齢者の仲間入りした