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概要

masters2018

会報 <日本マスターズ柔道> 2018年1月9日23た時の満足感と反省点もより大きなものとなります。 私の人生で柔道は大いにプラスになり、柔道抜きでは私の人生が成り立たないとも、感じています。今後も体力の続く限り柔道着を着て行きたいと思っています。 最後に、マスターズ大会の役員各位のご尽力に敬意を表すと共に、益々の御発展を心からご祈念申し上げます。「古式の形」で三位、個人戦で金メダル獲得神奈川県 鈴木常夫(M7・66㎏)右から2 番目が筆者 私は日本マスターズ柔道協会現会長の三橋英夫さんに誘っていただき大会に参加するようになり五年目です。年齢にしては日本マスターズ協会会員として新参です。 本年の日本マスターズ柔道大会出場に際しての目標は初日の形の部で「古式の形」での優勝でした。三橋英夫さんと組んで四回目の挑戦でした。平成二十六年、形の部に初出場してから日本マスターズ柔道協会前会長清家晴夫さんに三連敗していました。昨年は神奈川県・関東予選を突破して全日本柔道形競技大会に出場できたので、今年こそマスターズ大会では清家組を破り優勝するという意気込みで白浜に乗り込みました。しかし結果はまたしても三位に沈みました。順位以上に思いも寄らない点数差に落胆しました。 現在、醍醐敏郎十段に師事して「古式の形」を三橋さん、清家さん達とともに修行中です。今後も一層精進して「古式の形」の理合を正しく表現し、自身が納得いく演技ができるようになりたいと思います。 二日目の個人戦は気持ちを切り替えて臨めました。そしてM7・66㎏級で優勝することができました。将棋の藤井聡太四段の言葉を借りれば「自分にとって望外な結果」でした。時々参加する丸の内柔道倶楽部の稽古で一回りも年長の方々に乱取では全く歯が立ちません。入部したばかりの高校一年生が上級生に稽古をつけてもらうような練習をしています。これまで全国高段者大会には何度か出場していますが、トーナメント戦の試合で勝ち上がる自信はありませんでした。昨年までのマスターズ大会でも負け越していました。今回の結果は「自分の実力からすれば僥倖」ですが、この結果を糧にこれからも無理をせず練習を続けたいと思います。 個人戦の表彰式で昨年の優勝者の荘司裕さんと「病気やケガに気をつけて来年も大会で逢いましょう」と言葉を交わしました。これからもマスターズ柔道大会試合後の「合い言葉」として「来年も逢いましょう」と言い合えるように長く柔道を楽しみたいと思います。生涯スポーツとして柔道に携わっていきたい兵庫県 今里 満 (M3・100㎏超) 私は中学一年生の時より柔道を始め、高校・大学・実業団で、選手として柔道をやって参りました。今は指導者として町道場で柔道を指導させていただいております。 町道場では少年・少女の小学生から中学・高校・大学・一般生までを指導しております。指導者になってからは私的にあまり刺激のない平凡に柔道しておりました。ただ生徒には柔道を生涯スポーツとしてやっていけるように先ずは柔道を好きになって下さい。またケガをしないように準備体操と整理体操をきっちり行なうようにと言って参りました。 ですが今回マスターズ柔道大会に誘っていただいた事により、新たに自分の柔道人生において楽しみが増えた事、さらに試合も各年代別・体重別である事により安全に柔道を楽しめて柔道を通じて人の輪が広がった事、大変ありがたく思っております。 この事は道場に帰りまして皆にも伝え、特に一般の生徒にも伝えると興味を示し、来年は皆も出場したいとの事でした。来年の宝塚柔道教室の目標は、宝塚柔道教室のメンバーで団体戦が組めたらチームで観光バスを借りて応援に行こうと盛り上がっております。ただ宝塚柔道教室のメンバー内で最高年齢は五十六歳なのでその方が四年待ってねと言っていただいたので、来年は各々個人戦で頑張れるよう練習に励んでおります。 最後になりますが今回このような機会を下さった大会関係者様の皆様方、誘って頂けました先生に御礼を申し上げたいと思います。本当に有難う御座いました。 柔道最高です!!