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概要

masters2018

2会報 <日本マスターズ柔道> 2018年1月9日動状況を早期に確実に広報するためHPを活用し、マスターズ大会の案内・結果報告等に加えて、全国各地で活躍している会員の様子を掲載し、広報活動を強化してきました。(3)二金会の活動状況 毎月第二金曜日に講道館の大道場を借りて形や乱取の稽古会を開催しています。平均年齢六十五歳前後、毎回三〇人位が参加。外国人とも一緒に稽古を行い、国際交流を図っています。最近は、若い会員に加えて、HPを見ての遠方からの会員も参加して大変盛況となっています。稽古後は、懇親会で近況報告や柔道談義に花を咲かせ、最後はマスターズ柔道流の「一本」で絞めています。(4)二〇一七年日本ベテランズ国際柔道大会(第十四回日本マスターズ柔道大会) 六月十七日(土)、十八日(日)の二日間、和歌山県白浜町に於いて外国人三十二人を含む男女約六〇〇人の選手により試合(個人・団体)及び形競技が行われ、熱戦が繰り広げられました。 開会式では、全柔連松井勲大会副委員長、三橋英夫会長の挨拶の後、白浜町井澗誠町長から歓迎の祝辞が述べられました。 八十歳以上の出場者に対する功労者表彰、十回・五回出場者の表彰後、千葉県の石邑勇氏による力強い選手宣誓が行われ、熱戦の火蓋が切られました。○本大会の特徴・注目点ア、大会の申込み期限 大会が六月開催のことから、全柔連登録が申込期限内にできるか心配されましたが、未登録者と緊密に連絡を取りながら、何とか間に合わせることができました。 また、導入二年目の「申込期限の二段階制」も定着してきており、早期申込を促すことができました。イ、大会初参加者 和歌山県の開催のため地元はもとより、大阪、兵庫から例年になく、多くの選手が参加し、地方大会始まって以来の六〇〇人超となりました。また、大会の初参加者が全体の三〇%を超えるという大変意義深い大会となりました。ウ、高齢者の出場 大会に出場した七十~七十九歳が六十三人、八十歳以上は十一人と年々高齢者の参加が増えています。 特に、最高年齢九十二歳の美濃岡清三郎氏の柔道着姿は、後に続く若い選手達に感動と勇気を与えてくれました。エ、形競技と団体戦 形競技には、七つの形に内外から四十組が挑戦し、「投の形」と「柔の形」では香港チームが優勝を飾りました。 男子団体戦は、ニュージーランドを含む三十一チームが参加し、それぞれ郷土の応援を背に、体重無差別の激しい戦いを繰り広げた結果、各年代に強力メンバーを揃えた「修心会(監督片桐清司氏)」が、決勝で「札幌柔道連盟」を破り、初優勝を決めました。 女子は、四チームが参加し、「愛知デラックス」が、昨年の覇者「鹿児島」を代表戦の末、破って優勝しました。オ、協会主催の懇親会 大会初日、役員、選手、同伴家族等百七十人が参加した恒例の懇親会がホテルシーモアで開催され、和歌山県の仁坂吉伸知事や全柔連の中里壮也専務理事等の挨拶の後、ホテルの用意した地元の山海の珍味に舌鼓を打ちながら、久しぶりの再会を喜び、国際交流を図りました。 余興では、白浜町湯崎獅子舞や日本舞踊、詩吟、NZチームのウォークライ等が披露され、参加者から惜しみない拍手が贈られました。 最後に、全員で記念写真を撮り、翌日の個人戦の健闘と来年の再会を約してお開きとなりました。(5)第九回世界ベテランズ国際柔道大会 九月三十日~十月三日の間、イタリア、サルディーニャ島オルビアで開催されたIJF主催の「第九回世界ベテランズ国際柔道大会」に日本から十九人が参加しました。慣れない長旅・時差そして減量と戦いながら金4、銀2、銅3個のメダル獲得という素晴らしい成績を残して無事帰国しました。(6)全国柔道高段者大会と総会 四月二十八日講道館で開催された全国柔道高段者大会には、全国から多くの会員が出場、日頃鍛えたマスターズ柔道の成果を如何なく発揮し、立派な成績を残しました。大会後、神田の学士会館において、多数の会員が参加して当協会の総会を開催し、二十八年度の決算、二十九年度の事業計画・予算等が報告されました。総会後は、試合を振り返り、マスターズ和歌山大会での再会を約束して親睦と交流が図られました。(7)夏季柔道研修会(勝浦合宿) 八月二十七日(日)、二十八日(月)の二日間、日本武道館研修センター(千葉県勝浦)で夏季柔道研修会が開催されました。例年のように、五十~七十歳のベテラン勢が中心でしたが、子や孫の中学生達も加わり、受身・打込み・寝技・乱取等に滝のような汗を流しました。夕食は、房総半島の美しい夕陽を見ながら、バーべキュウ。肉や新鮮な魚・野菜に舌鼓を打ちながら柔道談義と世代間交流を深めました。(8)ラオス・カンボジア遠征活動 三月二日~九日、ラオス柔道連盟からの要請により同国の「武道演武会」にマスターズ会員の有志、内藤純副会長以下十名が参加しました。演武会では、日本・ラオス政府高官の見守る中、「護身術」と「五の形」を披露し、集まった沢山の観衆から万雷の拍手をもらいました。 遠征中、ナショナルチームにも稽古方法等の指導を行った外、カンボジアでは、アンコール柔道場において、経験の浅い若者達に受身や打込み方法等を指導し、国際柔道交流を図りました。(9)横浜遠征合同稽古 二月十一日(土)、毎年恒例となっている横浜遠征合同稽古