ブックタイトルmasters2018

概要

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会報 <日本マスターズ柔道> ２０１８年１月９日19技術解説（１）袖車絞（足を絡まれた体勢から）小室　宏二　私の固技技術の根幹となっているのは高専柔道です。記念すべき第1 回目は恩師である平田鼎師範直伝であり、私自身が最も得意とする「袖車絞」をご紹介します。①袖車絞１　袖車絞を施しやすい機会といえば足を絡まれた状況、相手は足を絡み防御態勢に入る②袖車絞２　相手の頭を抱える③袖車絞３　左手四指で袖の内側を引っかけるようにして握る（注：反則ではない）　袖口は必ず手首の位置を保持する④袖車絞４　相手の耳後ろあたりから手刀を差し入れ隙間がないようにする　左右手首の位置が、相手の首中央部分にあるようにする⑤袖車絞（手の形）　手刀をスライドして隙間を埋め、袖を握った手を捻るようにして絞める　襟を握った絞技と同様に捻る⑥?⑧袖車絞（頭と肩を使う）　相手が顎を引いて防御した場合　頭で相手の頭を側方に押す　肩で相手の顎を押し上げる　ちょうど人工呼吸の気道確保のような体勢となり空いたスペースに手刀を差し入れる詳しくは拙著で紹介しています。寝技で勝ちたい全ての柔道家へ「柔道固技教本」（晋遊舎）￥２２００（外税）①②③④⑤⑥⑦⑧