ブックタイトルmasters2017

概要

masters2017

会報<日本マスターズ柔道>２０１７年１月３１日7なかろうか。しかし何事においても六十歳を過ぎて急に始めても体や心が驚くばかりである。マスターズの参加年齢の三十歳ころから第二の人生に向けて準備をしても早すぎることはなかろう。昨年より日本マスターズ柔道協会の事務局長を仰せつかっているが、マスターズ柔道が日本の高齢化社会に対する対策の何らかの手がかりになればと思っている。全国の驚くばかり元気な柔道愛好家の皆様に、広く柔道を楽しんでいただける場の提供に微力ながら尽くしたい。かくいう自分は六十五歳を過ぎ高齢者の仲間入りし、昔は飯よりも稽古が好きだった時代もあるが、昨今はあちらが痛い、今日は天気が悪い等何かと言い訳を考えては稽古に行くべきかどうか自分との戦いを続けている。「第十四回日本マスターズ柔道大会にむけて」事務局次長玉田誠（兵庫県）日本マスターズ柔道大会は、平成十六年に静岡県浜北市において第一回大会が開催されて以降、平成二十七年の佐賀県嬉野市の第十二回大会まで、九月から十二月（英語表記でいうところの「-ber」）のいずれかに開催されていました。ところが前回、講道館で開催された第十三回大会では、初めて六月の開催でした。事情はいろいろありますが、過去の大会より何カ月も早い時期の開催となったことで、日程の都合だけでなく体重や稽古など様々な意味で調整がうまくできなかった方もおられたのではないでしょうか？六月の開催は、日本マスターズ柔道協会においても初めての試みであったと同時に、平成二十八年度から新しく事務局長に就かれた森本薫先生におかれましては、第十三回大会が初めての業務遂行でしたので、あまりにも短く限られた時間の中で、前事務局長で現在参与の小林潔司先生と密接に連絡を交わしながらの膨大な執務は、さぞかしお疲れになったことと思います。平成二十七年より、それまでの十二桁の全柔連登録番号ではなく、九桁のメンバーＩＤにおいて照会が行われるようになりましたが、所属されている各地の連盟や協会、団体から登録が確定される時期が様々であり、六月開催の大会に向けて個人申し込みは済ませていただいても、登録が間に合うのかヒヤヒヤすることがあります。登録が確認できない場合（登録費の入金が未確定を含む）、事務局で手分けして該当の選手へ連絡を入れさせていただくことがあります。次回、第十四回大会は和歌山県白浜町において開催されますが、前大会同様に六月の開催となります。申し込みは、第一次受付期間として二月十三日（月）～四月十七日（月）、第二次受付期間として四月十八日（火）～五月九日（火）となっています。第二次受付期間に申し込みますと登録費（年会費）が高くなります。この会報・大会要項がお手元に届くのは一月末頃を予定していますが、協会内部では六月開催にむけて大会準備は着々と進んでいるはずです。お仕事の関係などで三月に年度末を迎え、四月以降の見通しが立たない方も多くいらっしゃることと思いますが、まずは大会要項にしっかりと目を通していただき、早期中に平成二十九年度の全柔連登録を完了のうえで、第一次受付期間内の四月十七日までにエントリーしていただきますようお待ちしております。ＦＡＸや郵送で参加申込書をお送りいただく方へお願いがあります。提出いただいた書類は、事務局においてパソコンへ入力し、インターネットで申し込みいただいた方と同じようにデータ化しています。インプットの際にお名前の入力間違いがあってもいけませんが、住所を含めた漢字、生年月日や連絡先、メンバーＩＤの数字などは、明瞭にご記入いただきますようお願いいたします。また金額欄においては該当項目へのチェックと同時に合計金額をご記入いただき、複数回出場されている方におかれましては、ご面倒でも過去に出場された大会開催地を〇で囲んで下さいますようご協力をお願いします。一人でも多くの柔道愛好家が、和歌山県白浜町での第十四回大会に出場されますことを願ってやみません。柔道の原点を考える事務局次長原優（東京都）講道館入門（初段取得時）が一九六九年七月一日ですから、講道館員となって四十七年経過していますが、初段取