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概要

masters2017

46会報<日本マスターズ柔道>2017年1月31日し、勢いの流れはあったものの、世界大会に向けたトレーニング強化中、大会一か月半前に、膝と股関節を痛め、稽古が出来ていないとは言え、大切な試合で結果を残せませんでした。しかしながら、世界大会の感動は、今後の、イタリア大会・オランダ大会・サウジアラビア大会に向け優勝を志す機会を得ました。フランス・オランダ・アメリカの選手達と大会前日練習や当日交流・懇親会等で友情が育まれ、再会を願う様になりました。また、大会会場は、オリンピック・世界大会の様な大会場と表彰演出、参加者も一五〇〇人程。(私のM6・81kg級で三十名程)その上、選手の多くが「柔道」「技名称」の入れ墨を入れている人も多く、柔道に青春・人生を掛けた、ヘビーな柔道魂を感じました。(日本以上に柔道が愛され、生活に浸透を感じた)フロリダ大会、最高の思い出として、滋賀県の片桐先生(七段)と減量を目的に、マリオットハーバービーチの海を目前にして、芝生での打込みは、長年育てて頂いた「師匠と弟子」を感じさせる稽古でした。有難う御座いました。最後に、栃木の内藤団長(八段)・千葉の上木総監督(八段)をはじめ、同行の先生方・応援奥様方のご指導により事故怪我無く、世界大会を楽しむ事が出来、有難うございました。練馬区「サンデー柔道」の仲間と2014年日本マスターズ優勝時の稽古後の記念写真お詫びこの追録は、編集部の不注意により、日本マスターズ柔道協会第十六号会報から掲載がもれてしまった記事を中心に作られております。編集部としましては、今後このような事が起こらないよう充分な対策を講じる積もりでおります。伏してお詫び申し上げます。弔辞日本マスターズ柔道協会顧問高柳喜一先生の訃報に接し悲しみに耐えません。思い辿りますと、発足当時の当協会最初の事業として、前年国体開催の各県柔道協会に、日本マスターズ柔道大会を主管開催して戴くことを、当時副会長の慶應柔道部監督清水正敬君と共にお願いして、ご快諾を戴き、第一回日本マスターズ柔道浜北大会が華々しく盛大に開催するに至りました。その折、ご令息の依正君の早慶柔道戦での華々しいご活躍をご報告したことも鮮明に覚えております。その浜北大会を第一回として年々隆盛し、昨年は第十三回を数え、加えて依正君も三十歳以上の有資格者になり、個人戦に団体戦にご活躍のことを併せてご報告申し上げます。七十九歳は早すぎます。これからは高柳先生には、先鞭をつけて戴いたマスターズ大会を、天国よりゆっくりとご覧戴きますよう、併せて安らかにご冥福されんことを切にお祈り申し上げます。平成二十九年一月八日日本マスターズ柔道協会初代・名誉会長野口宏水