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概要

masters2017

40会報<日本マスターズ柔道>2017年1月31日公園の見学である。人間の手が加えられていない際限なく広く平坦な湿地である。ワニが所どころで日向ぼっこをしていた。水草の上をすべるように飛ぶエアーボートにも乗った。記念に国立公園のバッチを買った。二十日観光のキーウエスト、セブンマイルブリッジといえ、二十一日のエバーグレイズ観光といえ、無辺にして広大な土地、スケールの大きな強いアメリカを痛感した。広大にしてスケール大のアメリカは、国籍の違う人々、色々な人種の人達が融合して共に生活をしている。アメリカは自由の国、民主主義の国、大胆にして偉大な国、アメリカ・フロリダ州マイアミをあとに二十二日に帰国の途についた。十一月二十三日十五時半に、成田空港で内藤純団長の挨拶をいただき、各自解散した。帰国後エバーグレイズ国立公園のバッジが今日も私の胸に輝いている。第八回世界べテランズ国際柔道大会参戦記神奈川県西久保博信ブリュッセル、アトランタ、ブタペスト、モントリオール、フランクフルト、アブダビ、マラガ、今回のフォートローダーデール(フロリダ)が8回目の国際大会参戦である。日本マスターズ柔道協会の選手十三名、応援団三名、添乗員一名計十七名のツアーは十一月十六日十一時三十分勇躍成田を出発一路ダラスへ、日付変更線を越えて同日七時五十五分頃ダラス着、乗り継ぎ手続きの遅れと、ハプニングで予定の十時二十五分発の便には乗れず、七時間近く待機、夕方の便で漸くフォートローダーデールのホテルに辿り着いたのは深夜だった。十一月十七日計量日、朝食前にホテルの備え付け秤に乗ったところ、71.5kg。M・973kg以下のエントリーなので、1.5kgの余裕!十分な朝食を摂って登録会場へ、いつもながら遅々として進まぬ行列にイライラを募らせながら計量会場へ。十一時三十分予備計量の秤に乗ったらなんと73.75kg、計量オーバー三人組の一人として、会場まん前の美しいビーチを三十五分間走って、二回目の予備計量73.15kg。たった0.15kgを落とすために、痛めている両膝の負担を考えて、六~七段の階段五か所を組み込んだホテルの遊歩道を、速足で十二周(三十分)、三回目の予備計量72.55kgやっと合格。計量合格証を持って再び行列の最後尾へ、昼食を飛ばした兼夕食のメンバーに合流したのは十五時三十分頃だった。考えてみれば、ホテルの秤は人間が乗るのではなく航空機に乗るとき預けるトランク類が20kgを超えていないかのチェックに使う秤で70kg以上の人間が乗った場合どうなのか?余りに軽率だった。十一月十八日M6~M11大会当日、アブダビ大会2位、マラガ大会3位の実績からか一回戦はシード、二回戦マラガ大会優勝のラトビア・バレンチン選手と対戦、前日減量のため一時間を超える走り込みをやり、一晩で回復できると過信していた七十三歳、身体が付いてこない、全く力が入らない、それでも辛うじて優勢勝ち、準決勝戦進出、相手はGBRの選手、引き手が取れず振り回されてアップアップ、それでも崩れた相手を上手く横四方に抑えて有効、後二秒で技有りだったのに、残り二十三秒有効を取り返され、指導一差の優勢負け、敗者復活戦を勝ち上がってきた日本の五十嵐選手との三位決定戦に敗れとうとうメダルなし。百パーセント自己責任の減量失敗のお粗末、身に滲みました。日本人はハワイ、ハワイだが、アメリカ本土の人びと憧れの地はフロリダと聞く。日本の金持ちがとても買えない、豪華レジャーボートが所狭しと停泊してる、フロリダ第二の都市フォートローダーデール。琵琶湖の二十三倍は有るという湿地帯、エバーグレイス国立公園、英語よりスペイン語が幅を利かせるキーウエストの陽気なキューバ人、アメリカ人の憧れの地フロリダは実に楽しかった。世界ベテランズ柔道大会からもどって兵庫県岡田庫二郎前略、柔道大会中は、色々とお世話になりました。また、写真を送って頂きありがとう御座います。十一月二十三日の夜中に豊岡に帰りました。時差ボケか?その後寝てばかりいました。十二月に入り、やっと良くなったようです。さて、日本マスターズ柔道協会ですが、私にとりましては、協会様々です。私は大阪拘置所に十年間刑務官として勤め、豊岡拘置所に三十年、計四十年刑務官を勤めました。警備隊勤務で、毎日柔道の稽古をしていました。五段に昇段してからは、若い人達の指導係となり、豊岡に転勤となり、後は市内の高校の柔道部に非常勤で週一、二回行くことになりました。退職後は、長い年月危険業務に従事し