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概要

masters2017

会報<日本マスターズ柔道>2017年1月31日21るよう呼びかけました。特に里山選手は、高校・大学と出稽古に励んでくれた成果が出たと感じました。またベテラン深井・八木両選手も確実に取る所は取ってくれたのが勝利に?がったと思います。苦戦を乗越え、決勝戦は、四対一と圧勝で優勝できました。団体戦を終えホテルに戻ると一気に疲れはピークに達し、足腰はガタガタになり、アイシングでケアーするのが精いっぱいでした。翌日の個人戦はどうなるかと、不安でしたが、昨年の個人戦では相手の足に触れ反則負けしてしまい、悔しい思いでしたので、今回はミスが無いよう集中して試合に挑もうと、焦らず試合を運ぼうと自分に言い聞かせ、十一回目の優勝となりました。昨年のリベンジが出来たことは素直に嬉しかったです。しかし今回は団体優勝が一番の想い出です。メンバー四人とも二村監督に良い退職祝が出来たと嬉しさはひとしおです。先生の柔道に対する情熱には何時も心うたれました。また、最高のチーム力を出せたことにも感激しています。「マスターズ柔道に参加して」愛知県岩田美喜私が柔道を始めたのは、四人の子供の末っ子が年長になった年の四月です。半田少年柔道教室で幼児の指導のお手伝いのために始めました。もちろん柔道経験はありません。私なりに一生懸命参加しているのを見て、大先輩である加古先生が、「せっかく参加するなら柔道の基本動作・受身からきちんと覚えなさい。」と厳しく指導を開始してくれました。一年後には、当時中学生の長女と投の形・柔の形の審査を受け、三十九歳で初段を取得することができました。加古先生が立ち上げた女性の生涯柔道の会「まわたの会」ものんびりですが続けています。マスターズ参加者も増え、チームとして楽しく参加できています。マスターズ柔道大会は、千葉県大会に初めて出場しました。柔の形では三位に入賞でき大変うれしかったことを覚えています。本年度は、柔の形で優勝させていただき、五回出場のお祝いもいただきました。大会に出場するために、練習日程を組み、練習内容を考え、体調を整え目標をもって挑戦するために動きました。学生時代では、当たり前のことだったのですが、大人になり日々の忙しさの中で、自分のために目標を立てて行動することはなくなっていたように思います。柔道をすることで、仲間ができ、先生ができ、頑張るということを思い出し、悔しい思い・嬉しい思い、このような素晴らしい体験をすることができています。マスターズ柔道大会は、参加年齢に制限がないすばらしい大会です。私にとって、目標として毎年の生活の中になくてはならないものになっています。これからも新たな目標に挑戦するために、長く参加していきたいと思っています。奮闘新潟県若月良夫二〇一六年のマスターズ大会は、良い年になった。あの岩手の高橋先生に辛勝したのだ。前年は同じM11で体捌きよく、うまく上手に動かされて、大内刈で、見事に取られた。しかし前後に気さくに色々とお話が出来て、親しく出来た。後輩に、本県の早福八段も勝てなかった先生と試合出来た事を誇らしく話した。年齢が上がると、共に参加者が少なくなり、銀、金メダルが増えてきたが、心身共に弱ってきた。形をやろうと云う仲間がいるが、自分に出来るか。頑張ってM11まで来ることが出来た。全国高段者大会、三十四回、マスターズ大会七回である。今迄、強い選手にあたった。北信越大会での、長野県大森素久先生、岩手の高橋勘十先生、東京の山本健夫先生である。皆人柄も良く、色々とお話が出来て、尊敬出来た。世界マスターズ大会で活躍している、内藤純先生、片桐清司先生等を大勢知ることが出来、励みになっております。マスターズ大会の縁で片桐清司さん、彦素久仁男先生、団体の近紀会のメンバーと同泊になり、大いに応援しました。これからも健康に留意して、大会に出場したいものです。マスターズ柔道大会への想い埼玉県小池雅彦松井八段と一緒に私とマスターズ柔道の出会いは二○○三年。第五回世界マスターズ柔道大会が講道館で開催されると聞いてエントリーした