2017年日本ベテランズ国際柔道大会(第14回日本マスターズ柔道大会)を終えて

2017年日本ベテランズ国際柔道大会(第14回日本マスターズ柔道大会)は、6月17日(土)・18日(日)の両日、和歌山県・白浜町の白浜町立総合体育館に於いて約600名の選手が参加し、盛大に開催されました。

開会式では、全日本柔道連盟・松井勲大会副委員長及び日本マスターズ柔道協会・三橋英夫会長の挨拶が行われた後、白浜町・井澗誠町長から歓迎の祝辞が述べられた。

引き続いて、今大会に出場する80歳以上の功労賞受賞者11名を代表し、中井司郎氏に賞状が贈られた。10回出場表彰では、該当者12名を代表し、西尾勝彦氏に賞状と記念品が、5回出場表彰では、該当者24名を代表して新谷保氏に賞状が贈られた。
その後、選手を代表し、石邑勇氏が力強く選手宣誓をし、形の競技へと移っていった。

 


今大会は、初出場者が全体の3割を超え、生涯スポーツとしてのマスターズ柔道のすそ野が広がっていると感じられた大会であった。

形の競技は、7つの形に40組が挑戦し、投げの形と柔の形の両方で、香港から出場したチームが優勝した。

 


午後の団体戦には、男子はニュージーランドチームを含む31チーム、女子は4チームが参加、体重無差別の中で、激しい熱戦が繰り広げられた。

 


男子は、修心会(混成チーム)が、札幌柔道連盟を2対1の接戦で破り優勝した。
女子は、愛知デラックスが、昨年優勝の鹿児島を代表戦で破り優勝した。

 


18日には、年齢別・体重別の個人戦が行われた。今大会では30歳台~40歳台の若手選手の参加も多く、一つのクラスで20名を超える階級もあり、キビキビとした試合が展開された。


なお、初日の夜には、マスターズ大会恒例の懇親会が、白浜町のホテルシーモアで開催され、仁坂吉伸和歌山県知事出席の下、役員・外国人等170名が参加、久しぶりの再会を互いに喜び、柔道談議に花を咲かせ、懇親・交流が図られた。
余興では、白浜町の湯崎獅子舞部の皆さんによる伝統の獅子舞が披露され、その舞の迫力に、全員惜しみない拍手を送っていた。
 

 


最後に、清水正敬名誉会長の中締めの後、全員で記念写真を撮ってお開きとなりました。

(専務理事 浅田三男)